医療の「流れ」を変える・整える

Medical Circulator

※ このサイトはPC用に最適化されています

私たちMedical circuratiorは、自動車や航空宇宙領域で発展してきた数値流体力学(CFD※)を医療・ヘルスケアの向上に向け活用推進しています

医療者と協働しながら活動を進め、2024年4月任意団体が発足しました。



2000年代から急伸した液体や気体の流れを高度に「見える化」する先進技術。従来、流れに関する方程式はそのままでは計算できなかったが、コンピューターが扱える形に変換して活用を促進する。

医療・ヘルスケアでは血液や呼吸などの循環器や室内の感染対策など体内外を問わず活用でき、臨床・研究・教育・機器開発などへの貢献が期待される。


Speech bubble

・2000年代から急伸

・原子力発電や航空宇宙、

 自動車などの領域で活用

液体や気体に関する方程式をコンピューターが扱える形に変換

 (従来、コンピューターは基礎方程式をそのまま計算できない)

血液や呼吸など循環器や室内感染対策など体内外を問わず活用可能


CFDの「うれしさ」と従来のハードル

CFDの「うれしさ」

・「生体」のシミュレーション手段である

手術など本来「試せない」生物を対象とする医療におけるシミュレーション手段としてそもそも意義がある

・効率とスピードに貢献

試作する前に現象が予測できる→試作する手間が省ける→開発スピードUP


CFDの従来のハードル

・高価である

 高性能の計算機とソフトウェアが必要となる

  - 先進的なソフトウェアは年間ランニングコスト数百万~

  - 一部の大企業以外の企業はコストに見合わなかった


・専門知識が必要

 ‐ 必要な専門知識は流体力学、数値流体力学、構造力学、熱力学、材料学 etc…

 - 解析対象に関する知識も必要

 - モデルを1から作る場合は、CADのモデリング技能と知識も必要


Medical circuratiorの取組み

近年クラウド化などにより高性能計算機が不要になるなどコスト低減が可能になりつつあります。

医療の専門家とCFD専門家が協働し、「専門家しか使えない」領域を活性化していきます。


Mission


CFDの普及と活用によるインクルーシブな医療への貢献


Vision


CFDが医療インフラに組み込まれ、どんな人も施設も活用できる社会

Value

・行動の先に「患者さん」をみる

・経験、現象、勘やコツを可視化する

・各専門領域と化学反応を起こす

・「教科書」を変えていく

Our TEAM

Male and Female Doctors

01

アカデミア・臨床の

エキスパートや

オピニオンリーダー

医療分野で国内・世界最高峰の大学・研究機関・臨床で循環器、呼吸器、感染症などに携わる専門医

国内屈指の

「流れ」を可視化する

スペシャリスト

計算力学技術者1級。デンソーを経​て現在SIEMENS。気相燃焼解析の​スペシャリスト。流体力学の「花​形」業界での経験。米国最高峰の心​臓血管外科姉妹誌に論文掲載。

Partner Doctors

and Medical staffs

医療の編集者

書籍、メディア、マーケ、事業開発20年

医療教育における国内シェア90%超の医療系書籍やメディアの立ち上げ・編集長を経験。国内外の大手製薬企業のプロジェクトマネージャー・コンサルタントなど経て独立。


高山能成(TakayamaYoshishige)

Simple Twitter Icon
Facebook Logo
Buildable Facebook UI Filled Messenger Icon

Who he is

  • シミュレーション(数値流体力学, CFD)で流れを可視化する人
  • 趣味:ドラム、家族と旅行&温泉
  • お酒:ギネスビール、スコッチウイスキー
  • 最近見た映画:BLUE GIANT

Proven Expertise 専門性と実績

  • 筑波大学卒業、同 大学院 システム情報工学研究科 構造エネルギー工学専攻
  • 計算力学技術者1級/熱流体分野
  • 燃焼工学専攻(工学修士)
  • 熱流体解析の業務経験:11年
  • 自動車部品の性能開発及び品質向上:10年
  • 熱流体解析と設計者双方の視点から、顧客との製品開発に貢献
  • 2022年から生体医療分野の血流解析にチャレンジ


  • CFDの主業界で培われた専門性
  • 「設計思考」の技術開発者
  • 臨床/研究/開発のニーズに寄り添う解決策を具体的に共創
Speech bubble

医療・研究分野における現場の実情に深くコミットし、実用的な課題解決に向けた「理論」ではなく実践的なソリューションを提供します。

会社:株式会社デンソー(2007.4~2017.3)

部署:ガソリン噴射技術部

役職:担当


・ガソリンエンジンコンポーネントの設計開発

 ・試作設計、新規材料検討

 ・品質向上(市場回収品の分析+対策確立)

 ・熱流体解析業務

会社:シーメンス株式会社(2017.4~現在)

部署:Simcenterカスタマーサポート本部

役職:アプリケーションエンジニア

→アドバンストエンジニア(2022.1~)


・バーナー等、各種燃焼器の気相燃焼解析

・重工・建機向けの受託解析と技術支援

 ・輸送機器、飛翔体の空力解析や熱害解析

 ・ファンなどの回転機器解析

・設計者展開への支援、ワークフロー改善

・生体医療分野で学会&論文発表

The Passion That Drives HIM-プロジェクトへの思い-

血流解析に挑戦するきっかけは、2018.10 未破裂脳動脈瘤への適応事例の講演でした。拝聴して衝撃を受け、自分の技術が「人の命を救う」役に少しでも立つのではないかと強く感じました。


当時ほとんど注目されていませんでしたが、医療への活用という観点で情報を集め、まず血流解析に取組み始めました。


香西杏子(Kyoko Kouzai)

Simple Twitter Icon
Facebook Logo
Buildable Facebook UI Filled Messenger Icon

Who She is

  • 医療、ヘルスケアに関する「情報・もの・こと」の編集者20年目
  • 地域医療、総合診療、家庭医療、在宅医療、女性と子どもの医療に軸足を置く
  • 書籍はじめ各メディア(SNS、ウェブ、音声、セミナー等インパーソン型含む)の企画編集
  • メディアから派生した事業創出を複数経験
  • 2022年 経済産業省主催のビジネスアイディアコンテスト「福島復興グランプリ」受賞、2023年独立

Proven Expertise 専門性と実績

  • 早稲田大学卒業(ドイツ哲学・比較文化)、22診療科を経験
  • 2004 在宅医療における国内初の臨床テキストを在宅医学会より発刊(編集メンバー)
  • 脳神経外科学、地域リハ、国内随一の看護月刊誌の副編集長待遇など病院医療・地域医療の編集を経験
  • 全国シェア90%超の薬剤師国家試験対策テキスト「青本」編集担当
  • 2017 在宅医療の臨床薬学教育に関する国内初の臨床テキスト

   (企画編集責任、1.1万人/年の薬学生に対し1万部を毎年発行)

  • 2015 国内(ほぼ)初の薬学勉強アプリ開発(マーケティング企画担当)
  • 2017~2021 薬に関する医療者向けミックスメディア(紙・ウェブ・インパーソン)創刊・編集長
  • 2017~2021 国内外の大手製薬企業の医療者向け企画やコンテンツのPM、コンサル

        在宅医療に関する初の薬剤師向けウェブサイト企画運営 など

  • 2018~ テレビ×書籍、イベント×書籍などのメディアコラボを複数実施
  • 2021~ コロナ禍で国内外の医師と24時間365日誰でも無料で相談できる「医療部屋」企画、2年運営。
  • 2022  国内随一の出版社で産婦人科・新生児、20以上診療科横断コンテンツ統括(PM)、新規事業創出担当

01

2004~2012


訪問型の在宅

病院医療への注力

地域リハ、訪問看護、在宅医

病棟看護

(業界一位の病棟看護雑誌)

02

2012~2020

医療資源拡充

2040年問題への移行

医療資源としての薬剤師活用

在宅医療の教育推進

(国内シェア95%薬学教育法人)

03

2020~

未病・予防

ウェルエイジング

女性と子どもの支援

障がい者支援、医療ケア支援

食・栄養・サプリ

スポーツ、IT、AIなどとのコラボ推進

【スタイル】教育などインパクトが大きいエッセンシャル領域からコミット

The Passion That Drives HIM-プロジェクトへの思い-

医師を中心とする家族構成の中で育ち、大学医局に長年身を置いたのち、へき地の在宅医療に従事するなか2017年過労死した父との体験が、医療業界への最初のモチベーションになっています。以来、下記の2点に注力してきました。

・安定した医療体制の構築と高齢先進国としての世界への貢献

・医療者自身も幸せな医療の在り方


20年書籍やメディアの編集者として様々な課題を見つめる中、情報の取り扱いだけでなく行動を起こすことで社会により多く貢献できる機会を頂くようになりました。本事業はその一環で、CFDが予防から治療まで多方面で活用されることで医療がよりよくなることを願ってやみません。



2023年設立「久偲舎」の事業

・自社メディア運営

・大学や医療機関のメディア支援

・医療ヘルスケアの課題解決に向けた事業運用

大事にしていること

  • 医療者自身を含めた「地域の幸せ」
  • 競争より圧倒的にシナジー」
  • 笑えなくなったらひと休み


Speech bubble

【進行中の事業】

1.メディア事業

・笑えなくなったらひとやすみ。サイエンスを大切にする医療メディア(社会的処方の取組)


・女性のヘルスケア支援(不妊治療、NIPT、10代からの食育・栄養、お母さんと子どものヘルスケア支援)

・ウェルエイジングメディア

 ヘルスコンパス

2.大学や医療機関などのメディア支援

・心不全療養、循環器内科の一般向け情報発信

地域医療啓発の広報・PR

・医療機関のマーケティング・広報・PR支援(5機関)

・地域医療に関する医師のコミュニティ運営、医療教育プログラム(某法人から委託)

未病予防領域(25年から変わる健康診断への医療機関アジャスト)

・薬剤師による情報発信サポート

3.医療ヘルスケアの課題解決に向けた活動

・医療におけるAI活用支援

・地域医療に関する医師のコミュニティ運営、医療教育プログラム(法人委託)

・地域医療構築(医療者のキャリアパス支援、エコビレッジ創立、福島での医療体制支援:薬局やクリニック設立・オンライン医療含む)

未病予防領域(25年から変わる健康診断への医療機関アジャスト)

・オープンダイアログに関する社団法人設立・運営

・医療的ケア児、障がいのある方の文化芸術・スポーツ支援(医師4人含むNPO法人の運営)

 

・2040プロジェクト(アカデミズムの活動と企業による社会実装をつなぐ)

食とサプリと栄養とスポーツと医療

Partner Doctors

under construction...

活動実績

2022年活動開始の当初からの活動実績を紹介します

血流解析の軌跡(On going)


2022.3 第35回日本血管外科学会近畿地方会(Web発表, 共同演者)

2022.10 第75回日本胸部外科学会定期学術集会(ポスター)

2023.1 JTCVS Techniques 論文アクセプト(医療初論文,共著)

Utility of computational fluid dynamics for prediction of efficacy of the surgical interventions for aortic coarctation in adults

https://doi.org/10.1016/j.xjtc.2023.01.007


2023.3 第53回日本心臓血管外科学会学術総会(口頭演題2件, 共同演者)

2023.8 JTCVS Open 論文アクセプト(共著論文)

Computational fluid dynamics simulate optimal design of segmental arteries reattachment: Influence of blood flow stagnation

https://doi.org/10.1016/j.xjon.2023.07.008


2023.8 GTCC 論文アクセプト(共著論文)

Computational fluid dynamics-based prediction of aortic aneurysm rupture in a patient with chronic aortic dissection

https://doi.org/10.1186/s44215-023-00091-w


2023.10 第76回日本胸部外科学会定期学術集会(口頭演題1件, 共同演者)

2024.2 第54回日本心臓血管外科学会学術総会(口頭演題1件, 共同演者)



現在

心臓血管領域以外からも複数の問い合わせをいただいており、複数のプロジェクトが進みつつあります。

Service overview

事業概要

・医療、ヘルスケア領域のCFDにかかわるコンサルティング、サービス開発

・液体や気体にかかわる研究やニーズ、課題に対して課題解決や新規開発を協働で実施

・実証やサービスローンチ、販売まで担う



特徴:高い専門性とコストバランスのよいサービス構造

・専門領域を熟知した現役ならびにオピニオンリーダーの医師がチームに参入

・従来課題だった開発コストを下げる手法を導入

・日本初導入のAIautomation DX(AAX)の活用を視野にいれた事業計画



エビデンス創出の

効率・スピード化

実証・開発の

精度と効率向上

Semi Circle Icon
Semi Circle Icon
Semi Circle Icon
White Circle Vector
Page View
White Circle Vector
Library
White Circle Vector
Alarm Bell Sound
White Circle Vector
Edit Mode
White Circle Vector
opportunity glyph icon
Semi Circle Icon
Semi Circle Icon

研究の

アクセラレート

これまでにない

課題・価値発見

臨床医療での

活用・改善

Business models


モデル0.CFDを使ったアカデミックへ貢献例






CFDによる研究アクセラレート      エビデンス創出


例)心臓手術時の血流を可視化、よりよい手技の発見とエビデンス獲得





モデル1.CFDを使ったソフトウェア・デバイスコンサルティング開発例






CFDによる論文(エビデンス)創出       ソフトウェア開発・改善コンサル 既存商品の改善・新規デバイスの開発(手術器具など)


例)血流を可視化した結果、手術結果の改善につながる手術器具の改善点が判明。改善策の立案実施をメーカーと共同開発


 


Male and Female Doctors
arrow icon
White Circle Vector
Library

研究の

アクセラレート

White Circle Vector
Library
Surgical Instruments Line Icon.
arrow icon
computer system
White Circle Vector
Alarm Bell Sound
arrow icon
Surgical Instruments Line Icon.
White Circle Vector
opportunity glyph icon

モデル2.CFDを使った環境の開発と実証






感染対策を踏まえた「建屋や乗り物の空気の流れ調整」        


例)ポストコロナにおける換気調整を空気が滞留するところだけ行うなどコストパフォーマンスよく難易度に合わせ環境調整。住宅メーカー、医療機関、飲食店などと協働して施策実施 50万円~(コンペティター100万円くらいから)

dispensary gradient icon
White Circle Vector
Edit Mode
arrow icon
dispensary gradient icon
Partition Line Icon
White Circle Vector
opportunity glyph icon

モデル3.CFDを使った製品の開発販売






浜通りの酒造と「50代からの日本酒」開発。飲み込みづらくなってもおいしく楽しめる日本酒を安定生産        


例)早い人は50代から出る「飲み込みづらさ」。お酒が飲みたい人も楽しめる特定のトロミ剤での日本酒を医療者と酒造とタッグで開発。

White Circle Vector
Edit Mode
arrow icon
sake bottle icon. sake symbol. japanese alcohol bottle
Uncle Glyph Icon
Sake Rice US Hiroshima / Kure / Incheon

Service in fact―離散化について―

FAQ

Q.なぜこれまで医療でCFDの活用が進んでこなかったのですか?


A. 近年ようやく自動車や航空宇宙以外の業界に普及し始めた技術だからです。

普及に向けて、現在ソフトだけでなくハード面も含めた課題の深堀をしています。

・製剤に使われているのは離散要素法ですが、より低負荷で使えるように進化したのが「ここ数年」。

・デバイス開発は目的によって難易度が跳ね上がる

・倫理面でも患者データの取り扱いなどが検討される必要あり



Q.マーケットにおける経済的・医療的価値は?


A. 各専門領域の観点を踏まえた俯瞰と長期的な視野が重要と考えています。

例えば医療全体におけるコスト削減率などのインパクト、心臓血管外科であれば3000億円程度の市場における手術症例数・手術改善アウトカム・導入病院数の予測(心臓手術実施施設など)・ロボット手術など他の先端テクノロジーとのシナジーなどに着眼しています。他領域と協働しながら医療全体への貢献を見据えます。

Q.対企業や個人といった協働モデルは?


A.医師との協働は実績あり、対企業とも柔軟な提携を進めています。

ソフトウェアなど開発会社との提携のほか、アカデミックチャネルなどと協働し研究の発展に貢献できる準備を進めています。



Q.ソフトウェアの縛りはあるか?


A.解析対象によっては存在するのでお気軽にご相談ください。

高額なソフトや大掛かりな環境がなくても開発・改善が可能な提案が可能です。



Q.コスト構造と可能な削減は?


A.計算機が最も高価。

高性能なワークステーションは大体100万円以上します。それを人数分、都度更新となると膨大なコストになります。サーバーメンテ(ハード+ソフト(セキュリティ対策など)+メンテする人件費)もかなりの費用となります。

大企業であれば大規模なサーバーに数人~数十人使えるライセンスをおきスケールしていきます。


参考HP https://business.ntt-east.co.jp/content/cloudsolution/column-217.html#section-01-01

Under construction

お知らせ

 ‐今後のイベントやウェビナーの案内

 ‐過去のイベントのアーカイブやハイライト


サービス/製品

 ‐提供しているサービスや製品の詳細

 ‐利用方法やケーススタディ

価格設定やプラン

コンタクト

プライバシーポリシー/利用規約

ユーザーデータの取り扱いに関するポリシー


当面のお問い合わせ:

香西杏子メッセージ   

Buildable Facebook UI Filled Messenger Icon